翻訳には絶対的な基本というものがあると思う。クライアントの指示通りに翻訳するとか、原文に忠実にとか、出願ルートに合わせるとかである。
では、絶対的な翻訳方法はあるかというとないと思う。
野球で例えると、王、張本、イチロー、落合みんな打ち方が違う。同じなのは、ボールをとらえる瞬間のフォームだけだ。
翻訳においては、翻訳ソフト(翻訳メモリ)、テキストエディター、ワードマクロ、音声入力ソフトを使った様々な方法がある。およびこれらを組み合わせることも可能だ(全てを組み合わせる人はいないと思うけど)。方法は異なるだろうが、プロが翻訳すると、いかにもプロが翻訳したなという成果物が出来上がる。
プロの翻訳者は自分に合った方法を選ぶ。ある翻訳者が選んだ方法が他の翻訳者にとってベストな方法かどうかは分からない。絶対的な翻訳方法はない、と思う。
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